おいしいシシャモの食べ方

サラリーマンの雑記

ドライブ中に音楽性の違いで言葉もなく破局 ほろ苦い思い出

大学4年生の時、かつて同じ中学校に通っていた女の子と付き合った。

彼女はとにかくパイオツカイデーで、綺麗な顔した女の子だった。

 

ドライブに連れていった夜、目的地もなく何でもない話をしながら、楽しい時間を過ごした。

車内に流れるのは僕のiPodから流れるお気に入りの曲。

1,2時間経った頃、彼女は言った。

「ねぇ、こういう曲苦手だから、別のにしていい?」

 

僕は、アヴァ"!?という声が出るのを抑え、静かに言った。

「いいよ」

 

るん♪といった様子でイヤホンジャックを差し替え、流れてきたのはよくわからないHIPHOP。

彼女は口ずさむ。〜♪

口ずさんでいる間は、話が出来ない。

彼女は口ずさんでいる。僕の好きな音楽を止めてまで、その曲について語ることもなく、ただ口ずさむだけ。

 

突然、この時間は何?という思いに駆られ、続いて、そろそろ「ひだまりスケッチ ハニカム」が始まる時間だということに気付き、瞬間、アクセルをバカみたいに踏み込んだ。

驚いてたと思う。

「怒ってるの?」

「ううん。ちょっと見なきゃいけないものがあって」

 

ブロロロロロロロロ

 

付き合う前に、彼女は僕の運転を好きだと言っていた。

事故が怖くておっかなびっくり、丁寧過ぎるくらい丁寧な運転を、「余裕があるからいい」、「話を楽しめる」と褒めてくれていた。

そんな彼女を乗せてバカみたいにアクセルを踏み込む運転は、今夜で終わりだと彼女に伝える代わりになった。

付き合って一週間目の夜だった。

 

彼女を家の前で降ろして、また飛ばして、家に帰ってひだまりスケッチハニカムを見た。

あんまり楽しくなかった。

 

くだらなすぎるきっかけで終わった彼女として、忘れられない思い出。

いつかまた友達としてドライブしたいな。

今度は初めからHIPHOPをかけて。

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by ホンダアクセス