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サラリーマンの雑記

入院生活 6人部屋の病室に居る1人の厄介おじいさんの話

たいした病気ではないですが、昨日から入院することになり、ずっとベッドでゴロゴロと安静にしています。

部屋は6人部屋。僕以外はおじいちゃんです。

一晩経って、この部屋の内情が少し分かりました。どうやらひとり厄介おじいさんがいるみたいです。

どう厄介かというと、他人が出す音にすごく敏感で、誰かが何か音を立てるとカーテン越しに暴言を吐き、その後みんなに聞こえる声量でブツブツと文句や悪口を言うのです。

「いちいちうるっせえな!たんが絡むなら吸引してもらえよ、毎晩毎晩…(ブツブツ)」

「くっせえな!自分がクソ臭いってわかってんだろ?帰ったらみんなに話すからな、どうせ明日も…(ブツブツ)」

と言った具合。

 

初めは聞いていて不愉快でした。お前がうるせえよと思いました。が、よく考えてみると。その厄介おじさんは人に偉そうに言うだけあって、不要な物音は全然立てません。あくまで周りが配慮に欠ける音を出した時にだけ、共鳴するように騒ぎ出します。タンの音や不要な物音は、僕もうるさいなと一瞬思うし、厄介おじいさんが声に出すことで静かになるなら、最初から静かにしてる自分は得するか、と思い直しました。どのみち人として苦手なタイプではありますが、厄介おじいさんをただの厄介なじじいと見るのを一旦やめました。

 

その後、見舞いに来た人とそこそこな声量で喋る人に向かって、厄介おじいさんは言いました。「個室じゃないんで、考えてくれませんか?」と。

 

少し考えました。

個室じゃないのに、見舞いに来た人とそこそこな声量で喋るのは確かに良くない?

→いや個室じゃない部屋で入院するってことは、そもそもそういう声があることも受け入れるべきでは?

→→いや個室じゃない部屋で入院するってことは、そもそもそういう声があることを受け入れない厄介おじさんの抗議の声も受け入れるべき?

と、結局自分に返ってきました。厄介おじさんとか関係なく、自分自身が、内容に関わらず全ての騒音は受け入れるべきだと思い、耳栓かイヤホンを常時しておくことにしました。

 

なんかこうやって、何かの是非を考える時に、結局誰が何やってようと自由って結論に落ち着くことが本当に良くある。具体例ひとつも出てこないけど、6,700個はある。人に迷惑かける自分が許せないって人だけ、勝手に気を遣ってれば良いね。それを人に強要、期待することはなるべく避けたいなと思いました。

 

でも怒ってる人の声聞くと、自分に関係なくても、なんか心拍数少し上がって嫌だね。